31.星に向かいて(波照間島) 2017/08/21 (月)

 写真ブログNo.3434の写真は、星空ナビゲーターの親盛早人さんが撮影されたデーターを送って貰い、
私がLightroomで現像処理したものです。
 星空を見上げているシルエットは私です。
星空と天の川を見上げる人間を写すことで、宇宙と生命の不思議、
そして僅か数10年しか生きない人間のちっぽけさなどを表現しています。



 ここは有人で日本最南端の島、波照間島。
きれいな星空で有名で、夜に星空ツアーがあるというので参加してみました。
ツアーは9名。送迎のマイクロバスが来たので、どこに行くんだろうと思っていると、
着いた場所は、昼間に私がレンタルバイクで訪れた、道はずれの海岸近くの高台でした。
 夜一人で来たら怖そうな場所です。
全天の星が見えます。
一見すると雲のように見える天の川も、くっきりと見えます。

 まずは、天体望遠鏡で小さな、小さな土星を見ました。
土星を見たのは、中学生の頃、弟が買った天体望遠鏡で見せて貰って以来のことです。

 次に、サマーベッドを下ろして平らにし、仰向けになって、満天の星を見上げます。
満天の星々。
長く伸びる天の川、波の音、そして頬伝う南国の夜風・・・。
ゆっくりとした時間が流れて行きます。
とても心が開かれます。
ゆっくりと、ゆっくりと星々を眺める。
こんなに長い時間星々を見上げていたのは初めての経験です。
仕事や日常の雑事に追われて、何かとゆっくりとしない生活。
たまには、こうやって佇んでみるのもいいものです。
宇宙と生命の不思議を実感します。
とても心地良い時間です。


星空ナビゲーターは、パワーポイントを使って星座の説明に入ります。
パワーポイントの光が暗闇の天空に一直線に伸びて行って、
まるで黒板の上の星々を解説しているかのようです。
 さそり座、いて座、てんびん座、白鳥座、夏の大三角形・・北斗七星、北極星・・・
先人のロマンです。


 親盛さんのお話はなかなか上手で、興味深いものでした。
特に、夜空の星々は違う時間を輝いているというのは面白い話でした。
 太陽系内の惑星は太陽の光に反射して光っているが、その光は数分前に反射した光、
その他の、太陽と同じように自分で光る恒星は、地球との距離によって、
20年前の光であったり、500年前の光であったり、
あるいは2000年前の光であったりする。
あるいは、もう滅して存在しない恒星の光かもしれない・・・・。
星々も違う時間を輝いている。


 満天の星々と向かい合えば、人間のいのちなんて、本当にちっぽけなものです。